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研究概要
宇宙生体医工学研究プロジェクト Doshisha Space-DREAM Project
宇宙生体医工学研究プロジェクトでは、研究を微小重力暴露模擬実験等を駆使した「宇宙生体医工学」という新たな学術領域に展開し、地球上の歩行困難者および宇宙飛行士のための新規運動療法、リハビリテーション方策・機器の開発、創薬等の実用化に繋げる研究を実施します。また、NASA ジョンソンスペースセンター、アメリカ・カリフォルニア大学、イタリア・ジェノヴァ大学等との国際共同研究を実施することで、特徴的な研究成果の創出や国際的視野を有し実践できる人材の育成を計画します。
微小重力の宇宙空間では、ロコモーティブシンドロームの原因である抗重力筋の萎縮、脳における遺伝子やタンパク質発現の変化が誘発され、宇宙飛行士の地球への帰還後の歩行困難等が報告されています。同じような現象は地球上における老化や寝たきり生活でも誘発され、このような骨格筋萎縮や身体不活動はメタボリックシンドロームに結びつくことがわかっています。そこで、本研究では、宇宙環境での実験を利用し、理工学、生命医科学、スポーツ健康科学、脳科学などヒトの健康に関する分野の統合研究の推進を目指します。
研究概要 [生理学]マッスルフィジオロジー・リサーチグループ [生化学]メタボリックネットワーク・リサーチグループ [神経科学]ブレインファンクション・リサーチグループ [生体医工学]バイオメカニカルエンジニアリング・リサーチグループ |