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NASAのARGOS(重力免荷能動制御システム)を用いた歩行実験

2018年5月2日、低重力環境下の歩行実験のためにNASAジョンソンスペースセンター(JSC)を訪問した際の記録

概要

  • テキサス州ヒューストンにあるLyndon B. Johnson Space Centerは、月、火星、微小重力などの減重力環境を模擬するために、重力免荷能動制御システム(ARGOS)を開発している。
    • ARGOSは、歩く、走る、跳ぶなどの動的な動きの中で、人の(または動的な物体の)荷重を連続的に制御可能である。
    • ARGOSは人の(または物体の)動きを水平方向および垂直方向に追跡することで、垂直方向の負荷力を厳密に目標値に制御することができる。
    • 回転運動は、ARGOS /ペイロードインタフェース機構によって調整される。
    • ARGOS施設が開発を完了した際には、表面作業の研究、宇宙服および宇宙船の開発や設計評価、また宇宙服着用時でもシャツ着用時でも適切な条件でのトレーニングをサポートすることが可能となる。
    • またその施設では、減重力模擬環境での試験のためにローバーやロボットの重量を免荷することが可能となる。
  • ARGOSの技術は、近地球小惑星、微小重力環境、月、火星、または他の目的地への将来の任務のための試験、開発、およびトレーニングをサポートすることを目的としている。
  • このプロジェクトの理念は、設計、製作、試験、そして改良することであった。
    • この改善アプローチから得られた知見は、プロジェクトの設計や必要条件を達成した。
  • 現在のARGOSの鉄骨構造は、3次元空間(垂直1軸、水平2軸)の動きに適応するように設計されている。
    • サイズは41’x 24’ x 25’(高さ)である。
ギャラリー
ARGOS(重力免荷能動制御システム)
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